海と山を満喫する200km超2000mUPのロングライド
梅雨の少し前、天気によっては一番ライドに向いている季節。土曜日を利用してロングライドに出かけることにしました。涼しいうちにオススメなおにゅう峠と海沿いを走るライド。
滋賀県守山市の自宅から時系列で書きますので、もし同じようなルートを走ろうと思っておられる方がおられたら参考にしてみて下さい。
5:00 出発 気温11℃
滋賀県守山市の自宅を出発したのは5時少し過ぎ。コンビニで補給食などを購入して走り始めます。
SPECIALIZEDのRoubaix sport2019
タイヤは最近交換したPanaracerのAGILEST DURO TLR28c
ロングライドで軽めに走れるかなと普段より少し空気圧高めの4.5Barにして走りましたが少し高すぎたかも。普段の3.8Barくらいで良かったかもしれません。
トップチューブバッグにTOPEAK、サドルバッグにORTLIEBのものをそれぞれ使いましたがトップチューブにモバイルバッテリーとケーブル、補給食、サドルバッグには工具類と非常時のチューブなど。あとは脱いだものをどんどん詰め込んでいくスタイルです。
パールイズミのレーパンに半袖のジャージ、アームカバーで走り始めましたが数分後のコンビニでレインコート兼ウインドブレーカーを着込むことに。11℃ではまだ寒かった…
自宅から約30分ほどで琵琶湖大橋に到着、ここからは12kmほどで380mほどひたすら坂を登ります。さっき着たばかりのウインドブレーカーはここで脱ぎます。
県道477号線から鯖街道の367号線に入り、花折トンネルまでひたすら駆け上がります。
そこから約10kmはほぼ下りと平坦です。鯖街道から前川橋を左折しておにゅう峠を目指します。
ここはその一つ手前の橋、景色最高!
左折する前に水分補給とトイレは確実に済ませておくこと。道中補給とトイレは当分ありません。詳細は以前書いた記事に詳しく載せています。ご参考に。
左折からおにゅう峠の頂上までは距離で22km、550mのアップです。
緩やかな上りから最後の5kmで400m近く登るので最初は路面を見ながら慎重に。
道路は決してキレイな舗装路ではないのでパンクなど無いように走りたいものです。もちろん自転車屋さんもなければコンビニもありません。パンク修理キットや最低限の工具類は必ず持っていきましょう。
最後の坂の手前に公衆トイレがあります。針畑公衆トイレという名前で検索できます。
少し道から外れますが大きな看板があるのでわかりやすいと思います。
(以前行ったときの画像を残しておきます)
トイレ休憩が終わったらいよいよおにゅう峠越えです。以前熊が出たという話もあったので熊よけ鈴をぶら下げて走り出します。
相変わらず尖っている落石多し。ところどころ斜度10度を超えるつづら折りを延々と登っていくまるで修行状態。残り3kmくらいから霧(ガス)がでて景色はほぼ見えない状態。逆に上りに集中できた、というか…
8:45 おにゅう峠頂上到着 11℃
霧のおにゅう峠に到着、無事足つきなしで登れました。今回の目標はスプロケの36Tを残して登ること、目標も達成です。
以前来た時はフロントシングルのグラベルロードだったので、今回のルーベではかなり楽。自転車も軽いしインナー使えるし。
「もしかして坂登るの得意なんじゃ…」←それは言い過ぎ。
頂上の気温は11℃で標高800mから小浜へのほぼ0mまで20kmのダウンヒルが始まります。最初のたった10kmくらいで650mほど急降下するので冷え対策は万全に。防寒具は先に頂上で着ておきましょう。
ちょっと下ったところでガスがちょっと晴れたのでしばし景色に浸る。あの山々の向こうに日本海が広がっています。
さて、順調に下っていって小浜まで降りてきました。落石はかなり多くて何度も落石を踏まないといけないときもあり。AGILEST DUROで良かった。
10:00 小浜市街に到着
小浜市街に降りてきたら気温が全然違って20℃をすでに超えていました。小浜にある道の駅で休憩です。「道の駅 若狭おばま」です。
胃腸があまり強くない私はだいたいコンビニでおにぎりやうどん、そばなどを食べるのですが、今回もいつもどおりおにぎりを。ライドの源は炭水化物派。
おにぎりとどら焼きで炭水化物と糖分を補給して走り始めます。小浜港は何度も行っているので港には出ず海沿いのルートへ。
11:00 海、海、海
近所に琵琶湖がある私にとっても海は別格。
潮風にあたりながら海沿いの道を走っていきます。適度なアップダウンがあって海沿いの道は気持ち良いのです。釣りをする人もたくさん。暑すぎずいい季節に来ました。
途中いくつかトンネルがありますので前後のライト点灯は確実に。広い歩道もあるので、トンネルを通る時は歩道側に上がってゆっくり走りました。
三方五湖まで約20km、普通に走っているとトイレ、コンビニ、自販機見当たりませんのでご注意。途中にある港に降りていくとトイレや自販機はあるかも。
世久見から一旦海とさよならして坂を登り三方湖に入っていきます。
11:45 道の駅三方五湖 トイレ休憩
10時ごろにおにぎりを食べたのでもう少し走れそうな感じ、トイレだけ借りました。
バイクラックが見つからず、トイレの横にちょい置き。どこかにあったのかな。
ここは三方湖という湖のほとりにあるんですが、潮風はやはりなくて静かな佇まい。風もあまり強くなくて湖面がきれいでした。
さて、ここで今回の旅で考えていたこと。おにゅう峠から小浜に出て三方五湖くらいまで海沿いを走りたい、疲れたらそのまま熊川宿に戻って帰宅、元気だったらそのまま敦賀まで走ってみたい。
とりあえず元気だしまだ12時なので延長決定!敦賀まで走ることにします。Googleマップでルートを調べて、比較的速そうな海沿いを走らないルートを選んで走ります。
ほぼ線路沿いに走る感じで敦賀に向かっていき、途中から若狭海街道を。坂尻トンネルを通り抜けたら敦賀美浜線に。そしてまた海、坂尻海水浴場のあたり。
穏やかな海はまだ海水浴客も全然いなくて静かですごくいい。夏になったらこのあたりはすごい人なんだろうなぁ。
12:30 休憩
さすがにここまで来てお腹が空いたのでコンビニで休憩。ファミリーマートの美浜佐田店さん。店員さんが丁寧で優しい方だったので宣伝しておく。このお店好き。
北陸限定、と書かれると食べざるをえない。大根おろしと鰹節をかける、だしが少し濃い。塩分が足りてないのか汁がめっちゃ美味しくて飲み干してしまった。おにぎりも美味しい。
さて、休憩してて何気なくInstagramを見るとフォロワーさんが敦賀にいて小浜で一泊するとのDMが。どこかですれ違いそうだねとやりとり。
気比の松原あたりじゃない?ということで私は最短距離で海沿いを走らず関峠越えで気比の松原を目指します。ここの峠も結構長い登りだったなー。
13:15 気比の松原に到着
少し道に迷いながら気比の松原に到着。
何があるのかと思いきや、砂浜がありました。なるほど、松林と砂浜。
フォロワーさんにDMするも見つからず、どうやら彼女は海沿いを走りながら私を探してくれたみたい。関峠を超えている間にすれ違ってしまったみたい残念。
悲しみにくれながら砂浜を眺める…まぁきっとまた会える日がありますね!
さて、日暮れの時間を考えるとそろそろ帰宅しなくては。
敦賀から私の住む守山に帰るには2つのルートがあります。
一つは161号線でマキノから今津に出て琵琶湖西岸を通って琵琶湖大橋を渡るルート、もう一つは8号線で西浅井郡から長浜に出て琵琶湖東岸を走り南下するルート。
161号線の西岸ルートは15kmくらいで約300mの登り坂
8号線の東岸ルートは約15kmを250mの登り坂
自宅までの距離は西岸ルートのほうが短いので、いろいろ考えた結果…西岸を通って帰ることに。これがなかなかキツかった。琵琶湖というのはそもそも標高100mくらいのところにあるので、海に出ると帰りがキツイのです。
山を越えたら今度は長いダウンヒル、道がそれほど広くないので後続の車などに注意しながら道の駅 マキノ追坂峠まで帰ってきました。
ここまで帰ってきたら何回も通ったビワイチルート、ナビが無くてももう帰れます。
Googleマップでルート検索すると琵琶湖から離れた県道を走ったほうが距離は短くなりそうなのですが、せっかくなので琵琶湖沿いを走ることに。
今日は風もあまり強くなくて走りやすかった。ビワイチの人も多かったですね。
16:30 白髭神社
しばらく通っていない間に自転車レーンが広くなった白髭神社あたり。
白髭神社から道を渡る方が事故にあった等で横断禁止になっていますね。撮影の邪魔にならないように少し離れたところから撮影。
走りながらなるべく写真を撮るようにしているのは通過時間などの記録もできるから。あとで見返したりこうしてブログ記事を書くときに参考になります。
さて、ここまで来ると残り35kmくらい。頭の中で「あと2時間はかからないよね」などと帰宅時間が読めるようになります。
17:45 琵琶湖大橋
少し渋滞に巻き込まれたりしながら自宅近くまで帰ってきました。あと少しで家、というあたりで空腹ですこしハンガーノックっぽくなり琵琶湖大橋の米プラザでコーラ一気飲み。
琵琶湖大橋を渡ってしまえばもう10kmもないくらい。日没までに帰ってこられました。
今回の旅の記録
今回のルートでは200km越え、2000mアップ。今のアカウントでStravaを始めてからは新記録でした。
おにゅう峠を越えたあたりで獲得標高は1000mくらいなので、あとの海のアップダウンと敦賀からの帰り道で1000mくらい登ったのでしょうね。
これを真夏にやると暑さで休憩回数なども増えるので、「日の出出発、日没帰宅」で考えると200kmあたりが私のライドでは限界なのかなと。
土日を利用しての一泊旅行なども自転車でやってみたいですね。
Reliveでの動画ではこんな感じです。
携行工具、補給食など
パンクや故障もなかったので持っていった工具類は全く使わず。でも持っていかないと何かあったときに遭難の危険もあるので装備は多め。
タイヤレバー、チェーンカッター、空気入れ、予備チューブ(ブチル)2本、ミッシングリンク、タイヤパッチなどなど
SCHWALBEのタイヤレバーはフック付きで脱着がかなり楽、ペンチ状のタイヤ外しなどと同じくらいの楽さです。
今回の補給食で美味しかったのは一本満足バーのシリアル
あとはたった100gで700kcalとれて軽くて脂質もとれるくるみ。
カロリーメイトのように口の水分をもっていかれないし、信号待ちでポイと口に入れられるサイズ、間違って落としても自然のものなので鳩や雀が食べても安心(笑)
小口に分けて背中のポッケに入れておくとこれからのライドにもくるみは良さそう。
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