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DDハンモックとタープを使った自転車デーキャンプ

初めてのバイクパッキング+タープ&ハンモックでのキャンプに行ってきました

梅雨の合間のいい天気、自転車に乗ってデーキャンプに行くことにしました。

最近いろいろと自転車とキャンプのギヤを買い直していて、それらを使ってみたいというのもあったので!

買ったものをちょっと紹介してから実際のデーキャンプの写真などを紹介してみたいと思います。

はじめてキャンプをしてみたいと思った方、ハンモックでキャンプをしてみたいと思った方は是非どうぞお付き合いください。

初めてのバイクパッキング

以前は自転車に取り付けたキャリアにバッグ(フロント、リヤ共)を取り付けたスタイルで走っていました。

これ、たくさん積めるのですがキャリアの重さも加わるし機動力がかなり悪化します。方向転換するなんてかなり大変。

以前この装備で滋賀県の北のほうまで往復150kmほど走りましたがやっぱり疲労度が半端ない(笑)もっと積載を楽にしてキャンプ自体を楽しみたいと思って買ったのがバイクパッキング。

買ったものはすでに記事にしてありましたが、取り付けて走ってみるのは今回が初めて。

あれやこれや前の日の晩に積み込んでおき、当日朝自転車に取り付けます。

初めてのことなので取り付けにはちょっと時間がかかりましたが、さすが自転車に直接バッグをつけるバイクパッキング、機動力はパニアバッグなどをキャリアで付けるのとは段違い、走りやすいし速度もかなり出ます。

これなら県外に出ていってキャンプしても良さそうだなあと思ったのでした。実際に取り付けてみたのがこちら。

バイクパッキングはそのまま取り付けるとして、その他に使ったのがこちら。

Blackburnのカーゴケージ

これは前タイヤの横に取り付けて、黒いバッグを固定するのに使いました。

黒いバッグは防水になっていて、あのバッグの中にHelinoxのグランドチェアを入れてあります。

防水バッグはAmazonで買った安いものだけど漏れなどもなく安心して使えてます。これの10リットル、5リットルでも良さそう。

ボトルケージとシートバッグスタビライザー、ネット

これが本当にオススメの逸品。ボトルゲージを2つ取り付けられるだけじゃないんです。

ボトルの太さを調整することができるTOPEAKのモジュラーケージ2を2つ取り付けられるのはもちろん、このシートバッグスタビライザーはシートバッグを真ん中に挟むことができるのでダンシング時やカーブ時にシートバッグが左右に振られるのを防ぐことができるのです。

また、このスタビライザーごとネットをかけることでボトルの落下防止やシートバッグの垂れ下がり防止にも使えます。

今回、シートバッグの上に薪(3kgくらい)を載せたところ重みでかなりシートバッグが垂れてしまいましたが、ネットでうまく上に釣り上げたことでタイヤとの干渉を防ぐことができました。

バイク用のネットでしたがフックもついていてこれもまた便利!買ったものは売り切れてしまいましたがだいたいこういう感じのものです。

ちょっとしたものなら十分ネットで落下防止にもなりますし、ペットボトルなどを積むのにも十分なくらい頑丈です。

ブラックダイヤモンド スキーストラップ

自転車のフレームになにかをくくりつけたいときに便利なストラップ。もともとはスキー板を固定するために作られたようですが、バイクパッキング愛好家からも高評価を受けているのです。なんせ引張強度がすごく強い。

自転車のフレームにタープ用のポールを縛り付けるのに使ってみました。目的地に到着するまで外れたりポールがずれることもなく抜群。

頑丈に固定することができますしちょっとやそっとではちぎれそうにありません。

スキー用ということで寒冷地でも固くならないポリウレタン、ステンレスのフックで劣化もしにくそうです。

さて、次は装備編。

初めてのタープ&ハンモック

ついに買ってしまったのです。DDタープとDDハンモック。

タープの大きさは迷いましたがハンモック泊+雨の事も考えて大きめの4m×4mに。少し高いですがかっこよいので迷彩柄にしました。この迷彩、周囲に溶け込みやすい色を使ってあるらしいのです。

ハンモックは蚊帳がついているフロントラインの迷彩。底が二重になっているので寒い時期には隙間に防寒のためのスリーピングマットなどを入れると底からの冷気を防ぐことができるのだとか。

夏の時期には少し暑いのですが、二重になってたるみがあるぶん蚊にさされるのは防げそうです(今回は一匹も刺されず)。

自宅でもハンモック寝をしていますがパラシュート素材のハンモックは薄いので背中を蚊にさされることが年に何度かあったりします。

タープを止めるためのポールは前から使ってたDODの。

山なら落ちている枝などで代用したりもできるのですが、行き先を琵琶湖にしてたので落ちてない可能性が大と考えたので。

※さらに軽量化をすすめるべく、kemekoのカーボンポールを購入しました。重量は半分、コンパクト化に成功しました。

ハンモックを木に結びつけるときにはロープワークが必要になりますが、不慣れで落下したりしたくないし、簡単に接続したいのでハンモック用のベルトを購入。

MaxBoostのハンモックストラップ 2本セット。

これを木に接続したらハンモックとはカラビナとリングで固定します。確実で調整しやすいやつです。

roc’teryx(ロックテリクス)のカラビナとGM CLIMBING 25kN アルミニウム ラッペルリング 。どちらも登山で使える本格的なものです。自分の体重を支えてもらうので、知らないブランドや遊び用ではなく正規品を購入しました。

※最初はこの方法で固定していましたが、この後ハンモックをカスタマイズし、両端をパラコードの輪にチェンジしました。

今はMaxBoostのハンモックストラップを木に固定したらカラビナだけを使ってハンモックを固定しています。

そしてハンモックの上にロープを一本はり、それを使ってタープを固定しました。

ロスコのポリエステルのパラコード4ミリを使用、強度的にも十分。

木と木の間に結びつけるのに使ったのはもやい結びとトラッカーズヒッチ。とりあえずこれだけわかれば大丈夫。

(いや、異論は認めますが私はロープ結びがしたくてキャンプに行くわけではないのです。笑)ロープワークの本をKindleに入れてあって、困ったときはそれを読みます。

これがもやい結びで「一番簡単やな」と思った結び方。

これで片側をきっちり止めたら反対側をトラッカーズヒッチとハーフヒッチの組み合わせで。これが一番やりやすくてピンと張れました。張ったあとに緩んだら再調整もできます。

ロープをピンと貼ったらタープをその上に掛けてプルージックでタープを固定します。

枝を通すだけでタープをロープの上にピンと貼れるので非常に楽。外せば次のときにももちろん使えます。作るのはパラコードの輪っかだけ。

できあがったのがこちら。

後ろ側はタープを地面に直接ペグダウンしましたが、風通しを良くするならパラコードを少し使って隙間を作ります。

反対側はポールを立てて開放的に、こっちがわに琵琶湖があるので眺め最高です~

さて、そんな場所でデーキャンプをしてきたわけです。

※この後数回のキャンプで慣れてきたため、DDハンモックの紐をパラコードに変えて軽量化をはかりました。実はもともと付いているDDハンモックの両側についている紐は長いうえに重いんですよ。測ったら2本で250gもありました。

専用のウーピースリングに変える人も多いのですが、ハンモックストラップを使うならパラコードで十分です。

先ほど紹介したロスコのポリエステルのパラコードは250kgまで大丈夫。劣化などで切れた場合を想定して念の為2本のパラコードで2つの輪っかを作ってあります。1本が切れてももう1本で確実に体重を支えます。

お肉とコーヒー

調理などは全然やったこともないので、だいたいお肉を焼くかメスティンでご飯を炊く、パスタを茹でてソースに混ぜる程度。

今回は持っていった薪を少し燃やしてお肉を焼くことにしました。

使ったのはちょっとの薪とDODの秘密のグリルちゃん。これかなり小さいのにしっかり焚き火ができるのでバイクパッキングの方には良いと思います。

これ、かなりコンパクトになりますからね。ズボンのポケットに入る幅くらい。十分手に乗っかる。

高さがそれほど高くないので芝生の上でやると芝生が焦げる可能性があります。私の場合はこんな防炎のスパッターシートを水で濡らして敷いてます。火の粉が落ちても大丈夫だし、水をあまり吸わない生地なので使い終わって干しておけば帰る頃にはだいたい乾いています。

持って帰ったら普通に石鹸などでゴシゴシ洗えるので清潔。普通の布のような感じで硬くもありません。

そしてもう一つ紹介しておきたいのがバーベキューシート。

これはガラスクロスなのですが、耐熱温度が高いのでフライパンのように直火に使うことができます。

先ほど紹介した秘密のグリルちゃん、これに直接お肉を乗せるといろんなところがベタベタになって大変なんですよ(すでにやってしまいました)。そこでこのバーベキューシートを敷いてその上でお肉を焼くと汚れずキレイ、と。

買ったシートは簡単にハサミやカッターなどでカットできるのでお好みのサイズに切って使えます。折ってしまうと折り筋ができるので丸めて持ち運びするのがいいのかも(私は秘密のグリルちゃんに一緒に巻いて入れてますが)。

調理と言ってもほりにしのスパイスをパラパラとかけてお肉を焚き火でやいただけ、たった1行にまとめられるのですが・・・

そうですね、おいしいに決まってますよね。おいしかったです(笑)

アウトドアスパイスほりにしはアウトドアスパイス3強の1つ。ほかに黒瀬スパイスとマキシマムの名前があがりますね。

ほりにしはにんにくがちょっと強いので他のスパイスをちょっと隠してしまう気がしますがお肉にはオススメ。ごはんにかけたりする人もいるくらい好まれるスパイスです。

お肉は近くのスーパーで購入しましたが、スケジュールが決まっているならお肉の専門通販で買って冷凍しておくほうがボリュームなども良さそうですね。

こういうお肉の通販サイトがあると最近知りました。ちなみに美味しそうが過ぎて空腹時に見ると猛毒なサイトです(笑)



なんせ自転車なのでお酒を飲むこともできず、お肉を食べ終わったらそそくさとコーヒーを飲みました。

コーヒーを飲み終わったらハンモックにゴロリです。

DDハンモックフロントラインには蚊帳がついているのと、蚊帳自体にもフレームを入れてゴム紐で吊りあげるようになっているので、顔に蚊帳が垂れ下がってきてモヤモヤするようなことがありません。

以前買った蚊帳つきハンモックは安かったんですがそれがすごく気になりました。

蚊帳越しに見える景色もなかなか良いものです。気がついたら1時間ほど昼寝して15時ごろになってました。

自宅に戻って片付けなどもあるのでそそくさと撤収。

テントに比べるとハンモックは片付けがかなり楽ですね。テントはテント内にバッグなどを入れたりしますが、撤収するときにはそれを全部出さないといけません。

ハンモック、タープ、ポール、小物とパラコード。これだけをささっと丸めたらバッグに放り込むだけです。DDハンモックは専用のスリーブがあるので片付けもホント楽ちん。

周りに落ちていた吸い殻などのゴミは拾って一緒に持ち帰ります。ここがキャンプ禁止になるくらいならゴミは全部持って帰りたいくらい。自宅から近いし景色も良くトイレもキレイ、いいところなのです。

バイクパッキング+タープ&ハンモックは機動力抜群だった

設営と撤収にある程度時間がかかってしまうテント、機動力がどうしても悪化してしまうパニアバッグに比べるとバイクパッキングとハンモックというのは実に気軽なものでした。

どのバッグになにを入れるかで重量配分などが変わるので、それはこれからいろいろ試していきたいところ。今回のキャンプギアにも持っていったけど使わなかったものなどもあるので、行程などによってチョイスを変えていきたいですね。

今回は梅雨の蒸し暑い時期だったので寝袋やスリーピングマットなどは持っていきませんでしたが、秋や冬のキャンプならもう少し荷物が増えるのかも。調理関連のギヤがどうしても多めなので減らすなりいろいろ考えていかなくては。

おにぎりとカップラーメンとかパスタとパスタソース、ホットサンドなどなどできることは多そうなので!

そんなデーキャンプやキャンプに興味がある方の参考になれば嬉しいです!

別の日に撮影した外観をもう一枚!

 

DDタープの4m×4mをAフレームにして片方をポールであげてあります。雨の後ということで草が濡れているのでテントなどで宿泊しようとするとテントはドロドロで濡れてしまうところですがハンモックなら汚れることなく設営できます。

軽量化、ソロキャンプはギア選びも大事

せっかく買ったギヤも「思ったより使いにくかった」「そんなはずじゃなかった」というものも。私も実際買って使ってみながら良いものに買い替えたりしています。

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