骨伝導イヤホンを使いながら防寒対策
普段のライドに骨伝導のイヤホンを使っています。私が使っているのはShokzのAeropexです。
これ、外の音も聞こえるし自転車に乗るときもちょうどいいのですが、寒くなってきたときにちょっと困ることになりました。
毛糸の帽子を被るとこのイヤホン、使えないのです。
耳周りが結構大きいし、後頭部に硬いワイヤーが通るので後頭部に帽子が掛けられません。
帽子の上から骨伝導イヤホンをのせると音が拾えない。イヤホンをつけてから帽子を被ると後頭部がひっかかります。
知らない道をライドするときにナビ音声を骨伝導イヤホンで聞きながら走るとすごく便利だからなぁ…
しかし12月も終わりになると帰宅時や朝のライドは0℃近くなるし、ヘルメットの中は結構寒い。
登山をする方などが使う「バラクラバ」を使ったらどうなるかと思い、自転車パーツブランドのバラクラバを買ってみることにしました。
いざとなったら耳後ろあたりに穴をズボッと開けて接触部分を差し込む、なんてことも考えました。
バラクラバとはなにか
バラクラバは登山やアウトドアで寒い屋外に出る人が使う目出し帽のことです。
メーカーや形状もいろいろあります。
毛糸の帽子とネックウォーマーがちょうどカバーしきれない耳周り、後頭部、口周りなどをうまく覆ってくれます。
フリース生地や裏起毛などで暖かく、首の下あたりまで長さもあるので首筋の冷えも防げるものが多いです。
さて、私が買ったバラクラバはROCKBROSの裏起毛のバラクラバ。
これ、いくつかのパーツに分かれているので、たんなる目出し帽だけの使い方ではなく、4つの使い方ができるのです。
フルで使う時は左上のように、目より下だけ覆いたいときや口を出したいとき、首まわりだけをカバーしたいとき、といったように使い分けができるようになっています。
また、首元あたりにけっこう余裕があるのできつくて苦しい、ということもなさそうでした。
そんな画像を見ながらコレを買ったのですが…結果的に大当たりだったかも。
ライド中に口元は覆わないほうがいい
実際に届いた商品をかぶって帰宅してみることにしました。使い始めた時は先程の写真の左上、フルカバーしているタイプです。
走りはじめて数分で「息苦しいな」と思いました。口元を覆ってしまうと呼吸で出る蒸気でバラクラバが湿ってしまい、よけい通気が悪くなるようです。
ヘルメットをかぶっても影響はありませんので口元だけずりさげて写真の左下のように口元を出しました。
すると頬あたりまではカバーされているので耳周り、後頭部、頭のどこも寒くなく快適に走れます。
また、骨伝導イヤホンを装着してからかぶったものの、首周りに余裕があるためずれたり邪魔になったりすることもなく普通に使うことができました。(音声は若干こもった感じになります)
ちなみにバラクラバの上から骨伝導イヤホンつけても音はとどきません。
裏が起毛で暖かいし、呼吸ができるなら十分使えるレベル、通勤だけではなくロングライドとかでも大丈夫そうです。
もしライド中に暑くなれば首部分まで刷り下げてしまうこともできます。
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