スポーツ自転車で関が原を楽しむ旅、2回め
MTBからアドベンチャーバイクとも評されるグラベルロードバイクに乗り換えて約2週間、本当にそこらじゅうを走り回っています。
滋賀県内を走っていたのをそろそろ県外にも飛び出していこうかと考え、以前行った関が原を再訪することにしました。
このときはGIANTのエンデュランス系ロードバイクでタイヤも細く、ヒヤヒヤしながら砂利道を走った記憶があるのですが、今回はそんなことも気にせず走れるグラベルロード、走る道もいろいろ変わることでしょう。
そんな旅日記のご紹介です。
8時出発
7時に起きて滋賀県南部の守山市を出発です。
1時間もかからないうちに安土城跡に到着、トイレ休憩です。いい天気で青空が気持ち良いです。
ここからもう少し北上し、愛知川(えちがわと読みます)から旧中山道を走っていきます。
愛知川宿→高宮宿→鳥居本宿→番場宿→醒ヶ井宿→柏原宿→今須宿→関ヶ原宿
僕も初めて走った道が多かったのですが、車も信号も少なく非常に走りやすい!宿場町も観光のためにいろいろ整備していることもありお店も多いしトイレなども公園にしっかり設置してくれていたりで助かりました。
11時30分関ケ原到着
トラックなどの多い国道8号線や国道21号線をなるべく避けて旧中山道を走ると伊吹山の横を走って醒ヶ井で休憩、ボトルに水を補給(殺菌してあるので飲めるのです)し、11時半頃関ヶ原に到着です。
以前の記事でご紹介したように各武将の陣はけっこう回ってしまった感があり、今回はすこし違うところも行きたいな…と。
狙ったのは松尾山。関ケ原の戦いの大どんでん返し、西軍として参加した小早川秀秋が陣取った山です。途中で徳川家康率いる東軍に寝返ったことで関ケ原の合戦は東軍の勝利になったと言われています。
その陣から関が原を眺めてみたいな、と。
関ケ原の南西部にある松尾山を目指して走り始め、南側にある登山口から登り始めました。
以前乗っていたロードバイクではこんな山絶対に登りませんが、砂利道も山道も大好きな「アドベンチャーバイク」、タイヤも太いしトレッドも深いので大丈夫でしょう(無事パンクもせず降りてくることが出来ました)
最初こそこんな感じで楽しく登っていたものの、数分後には尖った石だらけの猛烈なグラベルに。
そしてその数分後には階段になりつづら折りになり・・・
まさか岐阜県まできて自転車を杖代わりに登山することになるとは(自分で選んだ道でした笑)
そんな階段をのぼること30分ほど、松尾山の頂上に到着すると眼前にはまさに関が原が!!
関ケ原の合戦をまさに俯瞰して眺めているかのような山でした。
これだけ合戦の様子をわかっていて東軍から鉄砲を打たれて急かされないと裏切れなかった小早川秀秋とは…でも評判は良いのですよね。
景色を眺めているともう13時、お腹が空いたので下山してお昼ごはんを食べることに。
とりあえず関ヶ原駅まで戻ることにしました。
14時お昼ごはん
同じ場所で以前も撮ってましたね^^自転車もボトルも装備もなに一つ同じじゃないという…
さすがに登山したあとは空腹だったのでコンビニでお弁当を食べてしばし休憩。
帰り道の事を考えるとあんまり長居できなさそうなので、早めに関が原を出て中山道をゆっくり帰ることに。
逆に中山道の宿場町をゆっくり眺める自転車旅、というのもいいかもしれないなと思ったのでした。
Google Mapsのいわれるがまま走ってみるとこんなトンネルにも出会いました。情緒たっぷり!!
本日の自転車装備紹介
自転車はFuji Jari1.3 2021年モデル。
これに荷物を積むためにBlackburnのフレームバッグを装着しました。
これ、荷物を入れる場所を拡張することができるので非常に便利。
帰りにお土産を入れるスペースを作ったり、暑いときに上着を脱いで入れる、なんてこともできます。
ハンドルバーバッグもBlackburn。ドリンクボトルはここにスポッと入れると楽ちんです。ロードバイクほど前傾しないのでボトルはハンドルに下げている方が取りやすいし飲みやすい、なんといっても急がない旅なので!
スマホとライトのホルダーはレックマウント。
iPhoneSE第2世代なので少し小さめのスマホながらサイコン、ナビ代わりにはこれで十分、ライトはCATEYEのVolt400と少し重めなのでレックマウントの純正品、アルミのアダプターを使っています。グラグラしないし抜群の固定力。
タイヤは購入したままのWTBのRADDLERなのですが、オンロードのロングライドならもう少し細くても良いんじゃないか、感が。
フルスリックの35Cあたりを買おうか考え、Panaracerのグラベルキングのセミスリックを購入しました。漕ぎ出しの軽さがすごく良いです。
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