外国ブランドは頭の形状に注意、日本メーカーのSGマークなら安心
令和5年4月1日から自転車利用者のヘルメット着用が努力義務化されます。
義務化ではなく「努力義務化」という「ヘルメットを着用するように努力しなくてはいけない」というなんとも強制力のあるような無いようなものですが…
しかしこれは道路交通法の改正によるものです。
道路交通法 第63条の11
第1項
自転車の運転者は、乗車用ヘルメットをかぶるよう努めなければならない。
第2項
自転車の運転者は、他人を当該自転車に乗車させるときは、当該他人に乗車用ヘルメットをかぶらせるよう努めなければならない。
第3項
児童又は幼児を保護する責任のある者は、児童又は幼児が自転車を運転するときは、当該児童又は幼児に乗車用ヘルメットをかぶらせるよう努めなければならない。
この改正が令和5年4月1日に施行されるため、ヘルメットを買いに行く人が続出しています。
自転車のチェーン店ではヘルメットが売り切れた、次の入荷は未定なんてことにもなっているようです。
この記事では「ヘルメットを見に行ったのに売り切れていた、買えなかった」人にネット通販を使って間違いないヘルメットを買うためのチェックポイントやオススメのヘルメットをご紹介しようと思います。
私は自転車にまたがってからもう40年以上、自転車通勤や土日のロングライドでほぼ毎日のように自転車に乗っています。
もちろんヘルメットは被っていますし、「ヘルメットを被っていて本当に良かった」と何度も思ったことがある一人です。
高いから良いもの、ではない
ロードバイクなどの自転車に乗っている人ならわかると思いますが、外国の有名ブランドのヘルメットはびっくりするほど高いです。
2万円や3万円は当たり前の世界です。
レースに出るために必要な基準をクリアしていたり(日本ならJCFなど)軽量化するために高い素材を使われていることも理由です。
ただし、高いから頭にピッタリ合うかというとそうでもありません。それは日本人の多くが「頭が丸い」から。海外の方の頭蓋骨とは骨格的に違うのです。
頭の形状に合わないヘルメットは長時間かぶると頭の一部に痛みが出たり首が疲れたりします。
外国の有名ブランドはそんな日本人のために「アジアンフィットモデル」を出しています。
日本人の頭の形状にあわせたモデルです。
しかし…ヘルメットに何万円も掛けたくないなあという気持ち、わかります。外国製でも5000円くらいのヘルメットは結構ありますので。
もちろん日本には日本メーカーで良いヘルメットを作っているブランドがたくさんありますのでそこから買うことをおすすめします。
日本メーカーのヘルメットおすすめ
私が使っているのはOGKKABUTOという日本のブランド。
これはヘルメットの目の部分にシールドが磁石で取り付けることができて花粉や砂埃、雨などを防ぐことができるもの。
砂利道なども走る私にはピッタリなヘルメットです。
そう、どんな自転車、何のための自転車かによってヘルメットも変えれば良いわけです。
スポーツ自転車じゃないから、ママチャリだし地味なヘルメットのほうがいいなという方用にもヘルメットはちゃんとあります。
Amazonなどを探すと知らないようなメーカーのものが安くてたくさんありますが、日本のSGマークでおなじみの一般財団法人製品安全協会が認定した商品をおすすめします。
もちろん子供用、学生用などの未成年用サイズもあります。
ショップで実際に被ってみるのが一番いいのですが、少ない陳列で無理やり選ぶよりもAmazonなどの通販ならまだ在庫が残っていたりします。後頭部のベルトなどである程度の調整ができるので頭のサイズを紐などを使って測ってみると良いと思います。
また、ヘルメットは素材が発泡スチロールやプラスチックを使って軽量化されていることもあり3年程度の定期的な交換が良いとされています。
長期間使えるというよりも3年ほどで成長に合わせて買い替える、というのも大事です。
良いヘルメットに出会えますように!
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