晴れの日限定なら十分に使えるMicrOHEROのブレーキパッド
自転車メーカーの値上げには困ったものですが、パーツの値段もどんどん上がっていますね。一回買えばしばらく使えるものならいいのですが、タイヤなどの消耗品はけっこうきつい。
私の自転車はディスクブレーキなのでブレーキローターやディスクブレーキパッドも消耗品です。乗り方にもよるのですがパッドが消耗してきたら交換が必要、それも純正品は結構高いです。
私が使ってるSRAMのAPEX1に合うパッドの純正品は…そもそもネット通販で入手困難、Y’s Roadのオンラインで4600円とか。雨の日の自転車通勤でも乗るしロングライドもするので結構摩耗が早い私、結構な痛手です。
さて、そんなブレーキパッドですがAmazonで見てるとなんとも激安なブレーキパッドがあります。
MicrOHERO ディスクブレーキパッド という商品です。お値段、なんと1セットで978円(23年5月4日現在)。
レビューもあまり多くないので気にはなるけどどうかなあと思っていました。ものは試しと買ってみることにしました。
MicrOHERO ディスクブレーキパッド使用レビュー
実際に使ってみたあとの写真です。
材質はレジン、メタル、焼結メタルと3種類ありますが、フィーリングが柔らかいのでいつもパッドはレジンを購入しています。
Amazonの製品紹介コメントによると
焼結メタルパッド : 高耐熱性、高耐久性、高フリクションの銅メタル高温焼結パッド
メタルパッド : 高耐熱性、高耐久性、高フリクションの銅メタルパッド
レジンパッド : レジンパッドになりますが、金属成分を多めに添加しており、セミメタル並みの高性能が期待できます。
となっていますが、焼結メタルを使うほどスピード出さないしダウンヒルしないので。メタルはブレーキががん!と効くイメージがありますし、ブレーキローターへの攻撃性も考えるとレジンが妥当かと。
ちなみに焼結メタルで1472円、メタルで1333円(どちらも23年5月4日現在)なのでお値段的には安いものなんですが。
さて、実際に使ってみた感じは「別に悪くないな」でした。
最初は。ブレーキは普通に効きますしブレーキ鳴きも純正品と変わりません。なんだいいじゃんこれ。
と思ったんですが…雨が降ると豹変します。ブレーキ鳴きがとんでもないことになります。
まるで…ラッパ。
キキー!というよりもプー!という感じ。下り坂では結構恥ずかしい感じがします。
表面をもう少し荒らしたほうが抑えられるかもと粗目のサンドペーパーでこすってみたりもしましたが変わりませんでした。いや、でも1000円ほどで雨の日のブレーキ鳴きさえ気にならなければ全然使えるパッドです。
このまま通勤用に使うことにしました。距離も短いし乾けばブレーキ鳴きはちゃんと泊まるので。雨の日には乗らない、いい天気にしかライドしない方なら全然問題ないと思いました。
ちゃんといろんなメーカー、型番に対応してるのも「意外と真面目に作ってるのでは」と思うところ。
コメント