圧倒的オールラウンダーからグリップ、耐パンク、転がりが更にアップ
今まで履いていたのはPanaracerのAGILEST TLR 30c。
グリップ力があるのに転がりも良いので走っていて安心感のあるタイヤでした。そして30cで270gと軽量でインナーチューブを使わないチューブレスレディなのでシーラントを40ccほど入れて走っていました。
さて、そんな無印AGILEST、ある日よく見るとひび割れが発生。
ロードバイクの屋外保管で紫外線劣化したのかもしれません。
すぐにパンクすることは無さそうですが、このタイヤでロングライドで他県などに出かけるのはやめておこうと思うひび割れ。
そのまま同じAGILESTに履き替えようかとも思ったのですが、AGILESTに耐摩耗、耐パンク性能がアップしているAGILEST DUROにチューブレスレディ(TLR)が出ているとのこと。せっかくならそれを試してみようと購入してみました。
前回がタイヤの色を黒/黒にしたので今回はアメサイドを選びます。
先にスペックを載せておきます。
Panaracerのタイヤ AGILEST DURO TLRとは
Panaracerの新基準「AGILEST」のコンセプトはこんなところからスタートしています。
「AGILEST DURO」から約20%のグリップ力の向上
「AGILEST DURO」から約15%の転がり抵抗の低減
AGILEST DURO TLR 装着の儀
いままで失敗をしたのを糧にしたので交換作業は完璧です。
前日のうちに新しいタイヤは裏返しにして伸ばしておき折りたたみグセを伸ばしておくこと、タイヤを外したあとのホイールには石鹸水を付けて滑りをよくしておくこと、空気を一気に送り込むことがコツです。
今回は2本とも一発であげてしまったので失敗談はありません(笑)
石鹸水を塗っておいたのがビードがあがったときに泡として出てきたのでタイヤ自体に白いものが見えますが、シーラントはまだ入れていない状態です。
ビードがあがったらエアーを一度抜いて、バルブのところからシーラントを入れました。
私の思うチューブレスレディタイヤ交換の三種の神器はこちら。
タイヤの着脱にSCHWALBEのタイヤレバーはクリップ機能が秀逸です。くるみ粒入りのPanaracerのシーラントも良かったのですがバルブで詰まったりタイヤ内部がザラザラになってしまったりで使用はやめました。
最近新しくなったPanaracerのシーラント「シールスマート」はくるみ粒が小さくなりバルブからの充填もできるようになったとのこと。評判も良さそうなので次はそれを使おうかな。
さて、自転車に取り付けてタイヤ交換、完成です。
AGILEST DURO TLRで走ってみた
さて、写真撮影。
この日は雨だったので後輪には泥除けをつけているSPECIALIZEDのRoubaix Sport2019。
アメサイドのタイヤがちょっとアクセントになってちょっとかわいくなりました(笑)真っ黒だとちょっとおどろおどろしかったので。
タイヤ交換した日に4barで入れておいたエアーはほぼ漏れていなくて、さすがスタンズのノーチューブ。しっかり効いていました。
とりあえずは通勤の往復20km弱だけ乗った感じではアジリストとくらべてこんな感じがします。
タイヤはしゃきっと硬い気がする
路面をよく転がる気がする
カーブでの食いつき感はあまり変わらない
モッチリ感はよく似ている
つまり「かなりいい感じ」です!
まもなくGW、ロングライドの予定もあるので詳細レビューはその時に。空気圧などももう少しいじっていきたいところです。
こんな方にはAGILEST DURO TLRはいいんじゃないかなと思います。
- AGILESTからの乗り換えでパンクが気になった方
- 食いつきが良くてよく転がるタイヤを探してる人
- 荒れた道路やちょっとグラベルをライドに走ってしまう人
- グラベルロードをもう少し走り重視に持っていきたい人
ちなみに私は28cをチョイスしましたが、荒れた道やグラベルを走る前提の方なら30cや32cもよさそうです。太い割には腰があるのでシャキッとした走りができると思います。
このタイヤを装着してのロングライドは奈良への旅。
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